- バイク用グローブはどのブランドのおすすめモデルを選べばいい?
- 冬用と通年用、レザーとテキスタイルの違いがわからない
- プロテクターやCE規格がどこまで必要なのか知りたい
バイク用グローブとは、走行中の風や寒さから手を守り、転倒したときには路面との摩擦や衝撃から拳と手のひらを守るライディングギアです。クラッチやブレーキを細かく操作するバイクでは、手にフィットして操作を邪魔しないグローブを選ぶことが欠かせません。
本記事では、バイク用グローブの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。秋冬に向けて通年用と冬用を中心に選んでいるので、新しいグローブを探しているライダーは、ぜひ参考にしてください。
おすすめのバイク用グローブの特徴

バイク用グローブは、走行中の風や寒さ、日差しから手を守り、転倒したときには路面との摩擦や衝撃から拳と手のひらを守るためのグローブです。バイクでは手で常にハンドルを握り、クラッチやブレーキのレバーを操作するため、保護性能と操作のしやすさを両立させる必要があります。
同じバイク用グローブでも、通年用と冬用では素材や中綿の有無が異なり、スポーツ走行向けとツーリング向けではプロテクターの配置やカフの長さも変わります。季節と走り方に合わないグローブを選ぶと、冬に指先が冷えたり操作感が鈍ったりするため、季節や素材、プロテクター、防水性、カフの長さ、サイズを順に確かめて選ぶと失敗しません。
自分に合うバイク用グローブを見つけるために確かめたいポイントは、以下の6つです。
- 季節に合わせて通年用・冬用・夏用を使い分ける
- 素材は耐摩耗性のレザーか快適性のテキスタイルで選ぶ
- ナックルプロテクター付きでCE規格(EN 13594)のレベルも確認する
- 雨や寒さに備えるなら防水透湿メンブレン搭載モデルを選ぶ
- カフの長さはジャケットの袖口との組み合わせで選ぶ
- サイズは手囲いを測ってフィットするものを選ぶ
季節に合わせて通年用・冬用・夏用を使い分ける
バイク用グローブは季節で大きく3種類に分かれます。春と秋を中心に長く使える通年(スリーシーズン)用は、レザーを中心にした標準的な厚みのグローブです。冬用は中綿や防水透湿素材で寒さと雨に備え、夏用はメッシュやパンチングレザー(細かな穴を開けた革)で走行風を通して手の蒸れを抑えます。
最初の1双には、使える期間が長い通年用のバイク用グローブがおすすめです。寒い時期も走るなら冬用を、真夏の走行が多いなら夏用を足していくと、季節ごとの不満をグローブの使い分けで解消できます。本記事のおすすめモデルは、秋冬に向けて通年用と冬用を中心に選びました。
素材は耐摩耗性のレザーか快適性のテキスタイルで選ぶ
バイク用グローブの素材は、大きくレザー(革)とテキスタイル(化学繊維の生地)に分かれます。レザーは擦れに強く、ゴートレザー(山羊革)は薄くて柔らかいため指先の感覚をつかみやすく、カウレザー(牛革)は厚みがあって丈夫です。グリップの握り心地を重視するならゴート、耐久性を重視するならカウが目安になります。
テキスタイルは軽く、防水や保温の機能を持たせやすいため、冬用や雨用のバイク用グローブによく使われる素材です。甲側をレザーで守りながら、手のひら側にストレッチ素材や人工皮革を組み合わせて曲げやすさを高めたモデルも多く、素材の組み合わせを見るとグローブごとの操作感の違いがわかります。
ナックルプロテクター付きでCE規格(EN 13594)のレベルも確認する
ナックルプロテクターとは、拳の骨の上に配置して転倒時の衝撃から拳を守るパーツです。カーボンや樹脂で作るハードタイプと、衝撃を吸収する素材で作るソフトタイプがあり、手のひらの付け根にパームスライダー(路面の上を滑らせて手のひらの引っかかりを抑える硬いパッド)を備えるバイク用グローブもあります。
国内ブランドのバイク用グローブにはCEの表記がないモデルも多く、表記がないことだけで保護性能が低いとは判断できません。CE表記のないグローブは、ナックルプロテクターやパームスライダーの有無と配置を見比べると、守られる範囲の違いがわかります。
雨や寒さに備えるなら防水透湿メンブレン搭載モデルを選ぶ
防水透湿メンブレンとは、グローブの生地に組み込む薄い膜で、雨粒は通さずに手の汗を水蒸気として外へ逃がす素材です。GORE-TEXのほか、DRYSTARやD-Dry、DRYMASTER、HiPORAなど各社が独自の素材を開発しており、雨の日の通勤やツーリングでもバイク用グローブの中が濡れにくくなります。
冬は防水透湿メンブレンが冷たい走行風も止めるため、メンブレンのないグローブよりも手が冷えにくく感じます。一方で、生地が重なる分だけグリップを握ったときの感覚は鈍りやすいため、防水透湿モデルを選ぶときは、レバーに指をかけたときの曲げやすさを試着で確かめておくと安心です。
カフの長さはジャケットの袖口との組み合わせで選ぶ
カフとは、バイク用グローブの手首から腕側へのびる袖口部分です。手首までのショートカフは着脱が楽で街乗りに向き、ミドルカフは手首まわりを覆ってフィット感を高めます。ジャケットの袖口の上にかぶせるロングカフは、風や雨が入り込みにくく、冬のツーリングに適した長さです。
カフの長さは、手持ちのジャケットの袖口の太さと合わせて選ぶと失敗しません。細い袖口のジャケットにロングカフのグローブを合わせるとかぶせにくく、太い袖口にショートカフを合わせると、すき間から冷気が入り込みます。冬用のバイク用グローブを選ぶときは、袖口との重なりを特に意識すると快適です。
サイズは手囲いを測ってフィットするものを選ぶ
バイク用グローブのサイズは、手囲いと手の長さで選びます。手囲いは親指を除いた手のひらの一番太いところの周囲、手の長さは中指の先から手首までの長さを指し、メーカーごとにサイズ表の基準が違うため、ブランドが変わるたびにサイズ表を確認する必要があります。
グローブが大きすぎると指先が余ってレバー操作が遅れ、転倒したときにグローブがずれやすいのが難点です。冬用は中綿や防水透湿メンブレンの分だけきつく感じやすいため、試着して握り心地を確かめるのがおすすめです。グローブをしたままスマホやナビを操作したいライダーは、タッチパネル対応の指先かどうかも確認しておくと、バイクを降りるたびにグローブを外す手間が省けます。
バイク用グローブおすすめ10選
ここでは、バイク用グローブのおすすめモデルを国内外のブランド別に紹介します。通年用と冬用を中心に、各モデルの特徴とプロテクターの配置、どんなライダーに向くかを解説するので、自分のバイクと走り方に合うグローブ選びに役立ててください。
通年用と冬用を中心に厳選したバイク用グローブのおすすめは、以下のモデルです。
- 【KOMINE】GK-252 プロテクトゴートレザーグローブ
- 【KOMINE】GK-861 CE2ウインターグローブ-ブレイズ
- 【RS TAICHI】RST664 カーボン ウインターグローブ
- 【RS TAICHI】RST441 ラプター レザーグローブ
- 【KUSHITANI】K-5384 インベンティブレザーグローブ
- 【FIVE】RFX SPORT EVO
- 【HYOD】ST-X CORE WINTER GLOVES
- 【KADOYA】ROAD STAR-SHORT
- 【Alpinestars】SP-8 v3 LEATHER GLOVE
- 【DAINESE】TEMPEST 2 D-DRY SHORT GLOVES
【KOMINE】GK-252 プロテクトゴートレザーグローブ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | KOMINE |
| モデル名 | GK-252 プロテクトゴートレザーグローブ |
| 対応シーズン | 3シーズン |
| 表地の素材 | ゴートレザー・合成皮革・ナイロン |
| プロテクター | ハードナックル・掌フォームパッド |
「GK-252 プロテクトゴートレザーグローブ」は、プロテクター付きのライディングギアを幅広くそろえる国内ブランドKOMINEの、3シーズン用フルレザーのバイク用グローブです。オーソドックスな外観に仕上げているため、スクーターからネイキッドまで車種を選ばずに合わせられます。
3シーズン用のフルレザーモデルのため、雨の日や真冬の走行には、KOMINEの冬用グローブなどと使い分けると対応できます。はじめてバイク用グローブを買うライダーや、通勤や通学で春〜秋に使えるシンプルなグローブを1双持っておきたい人におすすめです。
【KOMINE】GK-861 CE2ウインターグローブ-ブレイズ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | KOMINE |
| モデル名 | GK-861 CE2ウインターグローブ-ブレイズ |
| 対応シーズン | 冬用 |
| 表地の素材 | 合成皮革・ポリエステル・ゴートレザー |
| プロテクター | CE規格レベル2ナックル |
「GK-861 CE2ウインターグローブ-ブレイズ」は、同じKOMINEのウインターグローブで、寒さと雨に備えながら、規格の認証を受けたナックルプロテクターを備えた冬のバイク用グローブです。春〜秋向けのGK-252に対し、気温が下がる時期の走行を受け持つモデルにあたります。
寒い時期も通勤や買い物でバイクに乗るライダーや、規格の認証で保護性能を確かめてから冬用グローブを選びたい人におすすめのモデルです。KOMINEの冬用ラインの中でも、ナックルの保護性能を規格のレベルという客観的な基準で選べる点が、毎日乗るライダーの安心材料になります。
【RS TAICHI】RST664 カーボン ウインターグローブ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | RS TAICHI |
| モデル名 | RST664 カーボン ウインターグローブ |
| 対応シーズン | 秋冬 |
| 表地の素材 | 合成皮革・ナイロン・やぎ革 |
| プロテクター | カーボン(甲・掌) |
「RST664 カーボン ウインターグローブ」は、国内ライディングギアブランドのRS TAICHIが手がける、秋冬向けのスポーティーなバイク用グローブです。手の甲と掌の下部にカーボンプロテクターを配置してプロテクション性能と保温性を両立させたモデルで、手首のフラップは大型のため着脱もスムーズです。
RS TAICHIは女性特有のシルエットに対応した専用サイズも設定しており、女性ライダーも選びやすいウインターグローブです。スポーツバイクで冬もツーリングに出かけるライダーや、雨と寒さを1双のグローブでしのぎたいライダーにおすすめします。
【RS TAICHI】RST441 ラプター レザーグローブ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | RS TAICHI |
| モデル名 | RST441 ラプター レザーグローブ |
| 対応シーズン | 幅広いシーズン |
| 表地の素材 | 牛革・山羊革・ナイロン |
| プロテクター | カーボン(甲・掌・手首) |
「RST441 ラプター レザーグローブ」は、同じRS TAICHIのレザーグローブで、レーシンググローブを思わせるデザインと、幅広いシーズンで使えるノンベンテッド(通気用の穴を開けない)構造を備えたバイク用グローブです。甲だけでなく掌と手首まで守るミドルカフの作りが、RST664との大きな違いになります。
峠道やツーリングをスポーツバイクで楽しむライダーや、手首まわりまでカーボンで守れるレザーグローブを探しているライダーにおすすめのモデルです。RS TAICHIらしいレーシーな見た目のため、クラシックな車両に合わせたい人は、シンプルなデザインのグローブと見比べて選ぶと良いでしょう。
【KUSHITANI】K-5384 インベンティブレザーグローブ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | KUSHITANI |
| モデル名 | K-5384 インベンティブレザーグローブ |
| 対応シーズン | − |
| 表地の素材 | ゴートレザー・人工皮革 |
| プロテクター | ナックル・フィンガー・パーム |
「K-5384 インベンティブレザーグローブ」は、1947年に静岡県浜松市で創業し、革ツナギの製造で知られる国産ブランドKUSHITANIのバイク用グローブです。ゴートレザーと同色のナックルプロテクターを組み合わせたシンプルなデザインで、ホワイトやブルー、ブラックのカラーから選べます。
KUSHITANIのK-5384はスマートフォン対応で、夜間に光を反射するリフレクトも備えており、街乗りでの使い勝手も考えられています。革ジャケットやクラシックな車両に合うシンプルなバイク用グローブを好むライダーや、レザーの操作感を重視するライダーにおすすめです。
【FIVE】RFX SPORT EVO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | FIVE |
| モデル名 | RFX SPORT EVO |
| 対応シーズン | − |
| 表地の素材 | フルグレインゴートレザー |
| プロテクター | ナックルシェル・パームスライダー |
「RFX SPORT EVO」は、フランスのグローブブランドFIVEのスポーツモデルで、国内では輸入元の岡田商事が新製品として扱うバイク用グローブです。甲側と掌にしなやかなフルグレインゴートレザーを使い、掌には摩耗に強い人工スエードの補強を重ねて、オールレザーのクラシックなデザインにまとめています。
FIVEは甲側にリフレクター素材を使っており、夜間の視認性を高めたい通勤ライダーにも向いています。見た目はクラシックなオールレザーのまま保護性能も確保したいライダーや、バイクでの街乗りからスポーツ走行まで1双のグローブで済ませたい人におすすめです。
【HYOD】ST-X CORE WINTER GLOVES

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HYOD |
| モデル名 | ST-X CORE WINTER GLOVES |
| 対応シーズン | 冬用 |
| 表地の素材 | カウレザー・テキスタイル |
| プロテクター | フレックスカーボン(甲) |
「ST-X CORE WINTER GLOVES」は、レーシングスーツで知られる国産ブランドHYODの冬のバイク用グローブです。自社のレーシンググローブのノウハウをストリート向けに進化させたパターンを採用しており、公式ショップでは2026年秋の入荷予定となっています。
HYODは指に曲がりを妨げないフローティングタイプのレザーパッチを付け、両手の人差し指にはタッチスクリーンレザーを使っています。冬でもバイクの操作感を落としたくないスポーツ志向のライダーや、厚手の冬用グローブのもたつきが苦手なライダーにおすすめで、手首の上まで覆いたい人向けにはロング版のST-X CORE WINTER GLOVES(LONG)も用意されています。
【KADOYA】ROAD STAR-SHORT

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | KADOYA |
| モデル名 | ROAD STAR-SHORT |
| 対応シーズン | 3シーズン |
| 表地の素材 | カウ(牛革) |
| プロテクター | − |
「ROAD STAR-SHORT」は、1935年に東京・浅草で創業したレザーブランドKADOYAが日本国内で生産する、ショート丈のバイク用グローブです。さまざまな車種に合わせやすいシンプルなデザインと、手になじむフィット感を重視した作りで、表地には牛革(カウ)を使っています。
KADOYAのROAD STAR-SHORTは牛革と人差し指の導電革を中心にしたシンプルな構成のため、転倒時の保護を最優先するライダーは、ナックルプロテクター付きのモデルと比べて選ぶのがおすすめです。クラシックバイクやアメリカンに合う上質なレザーグローブが欲しいライダーや、春〜秋の街乗りを軽い着け心地で楽しみたい人に向いています。
【Alpinestars】SP-8 v3 LEATHER GLOVE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Alpinestars |
| モデル名 | SP-8 v3 LEATHER GLOVE |
| 対応シーズン | − |
| 表地の素材 | フルグレインレザー |
| プロテクター | セミグリッドナックル(CEレベル1) |
「SP-8 v3 LEATHER GLOVE」は、MotoGPライダーのギアも手がけるイタリアのAlpinestarsが展開するプレミアムスポーツレザーグローブです。国内では輸入元の岡田商事が扱っており、フルグレインレザーを使ったフルレザーのスポーツ向けバイク用グローブに仕上がっています。
Alpinestarsはタッチスクリーン用素材も配置しており、グローブをしたままスマホを操作できます。スポーツバイクでワインディングを走るライダーや、海外ブランドの保護性能とデザインを求めるライダーにおすすめのモデルで、女性向けにはSTELLA SP-8 v3も展開されています。
【DAINESE】TEMPEST 2 D-DRY SHORT GLOVES

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | DAINESE |
| モデル名 | TEMPEST 2 D-DRY SHORT GLOVES |
| 対応シーズン | 秋冬〜春 |
| 表地の素材 | − |
| プロテクター | Comf-tekナックル |
「TEMPEST 2 D-DRY SHORT GLOVES」は、MotoGPでの実績を持つイタリアのDAINESEが、秋冬〜春のさまざまな天候に対応させたショートタイプのツーリンググローブです。国内ではダイネーゼジャパンが展開しており、シンプルなスタイルで普段のバイク通勤にも使いやすいグローブに仕上がっています。
天気が変わりやすい季節にバイクでロングツーリングへ出かけるライダーや、季節の変わり目も同じグローブで走りたいライダーにおすすめです。DAINESEのショートタイプは袖口の中に入れて着ける形のため、袖口の上までかぶせたい人には、ロング版のTEMPEST 2 D-DRY LONG GLOVESも用意されています。
バイク用グローブを使うときの注意点

バイク用グローブの性能を引き出すためには、選び方とあわせて着け方や手入れの方法を知っておくことも大切です。袖口との重ね方や真冬の防寒対策、転倒後の扱いを押さえておくと、グローブを長く快適に使えて、バイクに乗るたびの寒さや不安も減らせます。
グローブを長く快適に使うために知っておきたい注意点は、以下の4つです。
- ジャケットの袖口とグローブのカフの重ね方を決めておく
- 真冬はインナーグローブや電熱グローブも組み合わせる
- レザーグローブは濡れたら陰干しして手入れする
- 転倒で傷んだグローブは買い替えを検討する
ジャケットの袖口とグローブのカフの重ね方を決めておく
ショートカフのバイク用グローブはジャケットの袖口の中へ、ロングカフのグローブは袖口の上へかぶせて着けるのが基本です。逆の組み合わせで着けると、手首のすき間から走行風や雨が入り込み、冬は指先まで冷えやすくなります。
冬はジャケットの袖口のベルトやファスナーをしっかり締めてからバイク用グローブを着けると、手首から入る冷気を防げます。ロングカフのグローブは、袖口のベルトを締めたあとにカフを袖口の上へ広げてかぶせると、すき間ができにくく快適です。
真冬はインナーグローブや電熱グローブも組み合わせる
真冬の早朝や高速道路の走行では、冬用のバイク用グローブだけでは指先の冷えを防ぎきれない場面があります。冷えが気になる場合は、薄手のインナーグローブを重ねたり、電熱グローブやハンドルカバーを組み合わせたりすると、走行中の手の冷たさを大きく和らげられます。
インナーグローブを重ねると手囲いが増えるため、冬用グローブはインナーを重ねる前提で、少しゆとりのあるサイズを選ぶと指先が圧迫されません。電熱グローブはバッテリーで温める方式と車体から給電する方式があるので、ツーリングの距離やバイクの電源の有無に合わせて選ぶと使いやすくなります。
レザーグローブは濡れたら陰干しして手入れする
雨で濡れたレザーのバイク用グローブを直射日光やストーブで急に乾かすと、革が硬くなったりひび割れたりする原因になるため注意が必要です。濡れたグローブは中に乾いたタオルを詰めて形を整え、風通しの良い日陰で時間をかけて乾かし、乾いたあとはレザー用のクリームで油分を補うと、しなやかさが長持ちします。
防水透湿メンブレンを使ったグローブも、表面の汚れや皮脂が残ると透湿性が落ちやすくなります。洗えるかどうかや使える洗剤はモデルによって異なるため、グローブのタグやメーカーの表示に従って手入れすることが、防水透湿の性能を保つポイントです。
転倒で傷んだグローブは買い替えを検討する
転倒で表地が削れたり縫い目がほつれたりしたバイク用グローブ、内部のプロテクターが割れたグローブは、次に転倒したときに本来の保護性能を発揮できないおそれがあります。見た目に大きな傷がなくても、強い衝撃を受けたグローブはプロテクターや縫製が傷んでいる場合があるため、買い替えを検討するのがおすすめです。
転倒していなくても、長く使ったグローブは指先の擦り切れや縫い目のほつれが少しずつ進みます。シーズンの始めに縫い目と手のひらの状態を点検し、傷みが目立ってきたら新しいバイク用グローブへの交換を考えると、いつも安心して走れます。
まとめ:自分に合うバイク用グローブで安全で快適なライディングを楽しもう
本記事では、バイク用グローブのおすすめモデルと、季節や素材、プロテクター、防水性、カフの長さ、サイズという6つの選び方の観点を解説しました。バイク用グローブは、走行中の寒さや風から手を守りながら、クラッチやブレーキの操作を支える大切なライディングギアです。
手は操作と保護の両方を担う部分で、グローブを変えるだけで寒さや疲れ方、転倒時の安心感が大きく変わります。紹介したおすすめモデルの中から、自分の走り方と季節に合うバイク用グローブを選んで、安全で快適なライディングを楽しんでください。

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